【能登半島地震支援〜チャリティ音源リリースのお知らせ〜】
今できる事を考えに考えてこのような形で支援させて頂ければと思います。
長文になりますが、以下文章をお読みいただき、ご自身にとって無理のない範囲でチャリティ音源「りうふう」の購入による能登半島地震の被災地支援にお力添えをよろしくお願いいたします。
〜はじめに〜
元旦に発生した令和6年能登半島地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
新しい年の初めに突然起きた大きな地震は、能登半島に甚大な被害をもたらしました。
以前何度かライブでお邪魔させていただいた珠洲市も壊滅的な被害を受け、ライブでお世話になった方達も避難生活を余儀無くされています。
毎日被災地の状況を報道などで目にし、あまりの被害の大きさ、変わり果てた能登半島の様子、冬本番を前に起きた惨事に被害地域の復旧作業は簡単には進められないであろうと想像すると心が痛むばかりです。
地震発生直後から今回の地震によって被災された地域の為に今自分たちにできる事はなんだろう?と考えていました。
日に日に明らかになる被害状況に現地に直接支援に向かう事の難しさを感じ、今は被災地を訪れない形での支援を優先しようと思いました。
〜チャリティ音源リリースについて〜
新曲「りうふう」をチャリティ音源としてダウンロード限定でリリースします。
購入価格は¥100からの自由金額制です。
購入される方がご自身で購入金額を決めていただけます。
販売期間は2/7から3/11までとし、この音源の売り上げはbandcanpやpaypalなどのシステム使用に伴う手数料を除いた売上の全額を能登半島地震の被災地支援に使わせていただきます。
皆様からお寄せいただいた音源の売上の使い道ですが、日本赤十字社の災害義援金(
www.jrc.or.jp/contribute/help/20240104/ )、珠洲市災害義援金(
www.city.suzu.lg.jp/site/bousaisuzu/11594.html )などを予定し、状況によっては個人的に繋がりがあり信頼を寄せる現地支援団体への寄付、自分が現地支援に伺う際の費用にあてたいと考えています。
販売期間内での手数料を除いた売上額と支援先への送金に関しては、3月末頃を目処にタテタカコのオフィシャルSNSなどでご報告させていただきます。
今回ダウンロード限定販売にした理由は、CD製作でかかる費用を無くす事でより多くの支援金を被災地にお渡しできると思いダウンロード限定販売にさせていただきました。
〜新曲「りうふう」制作の経緯〜
昨年末に楽曲制作の御依頼を頂き、今年で創業400周年を迎えられた長崎のカステラの老舗「福砂屋」さん(
www.fukusaya.co.jp/400th/?stamp=1707058123560 )のTVCMに楽曲「りうふう」を書き下ろしました。
天災や戦争などの惨事を乗り越え、400年もの間一心にカステラを作り続けてこられた「福砂屋」さんへの敬意と、この先続く未来がより良いものになって欲しいという願いを曲に込めました。
今年の前半にリリース予定で準備を進めてきた新しいCDにこの楽曲「りうふう」も収録する予定でした。
年明けから「りうふう」を含めた全収録予定楽曲の歌詞を完成させる作業とボーカル録音とミックスの作業を進める予定でいましたが、能登半島地震の発生をうけ自分が今できる被災地支援の方法をスタッフと相談し、急遽「りうふう」のレコーディングとミックスの作業を行ない先日音源が完成しチャリティ音源としてリリースする準備が整いました。
〜さいごに〜
能登半島地震から1ヶ月が経ちました。
半島という地形もあり乏しい交通網も地震によって分断された上、冬本番の季節も相まって復旧作業を迅速に進める事は困難であろうことは想像できますし、その被害の大きさから復興への道程はとてもとても長いものになると思います。
各方面で募金活動も盛んに行われており、この文章をお読みいただいているあなたも既に街頭や店頭などで募金などをされたり、何かしらの被災地支援をされていると思います。
「被災地を支援」、「被災地の復興」という言葉は、近年の日本の自然災害の多さから頻繁に見聞きする事が増え、その言葉を見聞きすることでとてもつらい気持ちになられている方も沢山いらっしゃると思いますし、毎年のように被災地への支援が必要な状況が続き、心身共に余裕が無い方もいらっしゃるでしょう。
そんな中不躾なお願いを更に上乗せするような形になり申し訳無い気持ちもありますが、無理のない程度で構いませんのでチャリティ音源の購入による被災地の支援にお力添えをお願いできればと思います。
また能登半島にお邪魔してライブをさせていただける状況になるまではどれほどの長い道程か想像もできません。
ですが、いつか必ずその時が訪れる事を希望にこの先も能登半島の被災した地域の行く末を見守りながら、その時々でできる支援の方法を模索していきたいと思います。
さいごに、今回のチャリティ音源リリースの提案に賛同いただいた福砂屋さん、ならびに福砂屋さんのCM制作に関わられた関連会社の皆様、チャリティ音源のレコーディングに御協力いただいた北海道中札内村の中札内ハーモニーホールの皆様、中札内村教育委員会の皆様、能登の被災地支援をされている中写真を送ってくれた尊敬する音楽仲間でもある永山愛樹さん、急なお願いにもかかわらず多大なお力添えいただき本当にありがとうございました。
released February 7, 2024
作曲:タテタカコ
作詞:タテタカコ
歌と演奏:タテタカコ
録音場所:北海道中札内村・中札内文化創造センター ハーモニーホール
ピアノ:FAZIOLI| F278
エンジニア:村松 晃(感物屋)
デザイン:村松 晃(感物屋)
写真:永山愛樹(TURTLE ISLAND / ALKDO / 橋の下世界音楽祭)
制作協力:福砂屋 中札内文化創造センター 中札内村教育委員会 合同会社Be-in倶楽部 株式会社 愛印